(結構便利!)photoshopの背景の自動生成

以前の記事で、adobe fireflyについて取り上げたのですが、今回はphotoshop内の自動生成の紹介記事になります。
めちゃくちゃ便利な機能で、時間がない時は頼れそうですので、まだ使ったことのない方は、試しに使ってみてください。

Photoshopの自動生成はどこにある?

他にもあるのかもしれませんが、「切り抜きツール」(キーボードの[c]がショートカット)の中にあります。
切り抜きツールではその名の通り、画像のトリミング等をする時に使用するのですが、逆にカンパスサイズを大きくしたい時にも使います。
簡単に手順ですが、、、

この赤丸のツールが切り抜きツールです。
ここを選択して、画像の上下左右にあるボックスを延長します。

任意のサイズまで拡大したら、enterを押す前に上部のバーの「塗り」が「コンテンツに応じた塗りつぶし」になっていることを確認します。

あとはEnterを押せば出来上がりです。このようになんとなく自然に背景が伸びました。
ただ、今回の記事でお伝えしたいのはこちらではありません。
先ほどの「コンテンツに応じた塗りつぶし」を「生成拡張」に変更します。
その後がパネルが出てくるので、任意のリクエストを記載してenterを押します。
ここでは「自然に背景を伸ばす」と入れてみました。

いかがでしょうか。
コンテンツに応じた塗りつぶしは、適当に付近の画像をサンプリングして延長してくれるような機能ですが、
生成拡張はこんなものあるんじゃないの?という感じで自然に生成してくれています。

コンテンツに応じた塗りつぶしと生成拡張

この2種、何が違うのかというと、単純に生成拡張はテキストで拡張部分のリクエストを入れられる、ということです。
「コンテンツに応じた塗りつぶし」はざっくりと背景を認識して伸ばしてくれる、という機能です。
ではなぜ生成拡張でも「自然に背景を伸ばす」という似たような指示を入れるかというと、その方が自然になるからです、、、たぶんそのうち「コンテンツに応じた塗りつぶし」機能はなくなるのではないでしょうか?
ここでは生成拡張についてのみ言及していきます。

「生成拡張」で何も記入せずにenterを押すだけでも勝手に背景を自然な感じに伸ばしてくれます。
さらに、「バリエーション」という便利機能までついています。

生成拡張の「バリエーション」

バリエーションは、生成拡張を作成した後に右のパネルに出てきます。

デフォルトで3つほど、候補がでてきます。この画像では、

 そんなに大きな違いではないのですが、より自分のイメージした画像に近いものを選べます。
一番下の画像の右側にあるのは卵でしょうか?このように勝手にそれっぽいものを加えてくれます。

生成拡張の惜しいところ

背景伸ばしには最高ですが、具体的に何かを追加するのはまだ絶望的です。
例えばこの画像。

隣にラーメンがあったら面白そうなので、「隣に中華風の器に入った醤油ラーメン」といれてみました。

とまぁ、なかなかすごい画像になります。
まだこの辺は発展途上ということで、簡単そうな生成で作成するのが良さそうです。

まとめ

このようにまだまだ開発途中感のある機能ではありますが、デザイナー的にはカンプ作成時などに、この写真背景伸ばしたい!と言った時には結構重宝します。例えばこの画像、手動で背景伸ばせますか?

下の画像はこれらを生成拡張で、特に指定を入れずに伸ばしたものです。

いかがでしょうか? 結構実践で使用できそうではないでしょうか?
皆さんも是非、使用してみてください!
どうもありがとうございました。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です