最近Figmaを使っているとよく見かける、あの特徴的なfont、whyteについて記事にしました。
このような少しクセのあるフォント、少し流行っているように思います。
Figmaでよく見るあのフォントとは、このようなフォントです。
これは何というフォントかというと、
whyte、というフォントです。
https://abcdinamo.com/typefaces/whyte
abcdinamoという会社から販売されていて、
Variableフォントととしても販売されているようです。
variableフォントとは
これはファミリーの1種のような扱いなのですが、
細いウェイトから太いウェイトまで、かなり細かい数値で自分で設定できる、
というかなり便利なファミリーです。
もちろんThinからBoldまで、決まった種類のウェイトも購入することが可能です。
そして気になる値段は、、、
whyteの値段
基本的なフォントが揃ったwhyte plusというパッケージで、
デスクトップ使用(1-3人まで)で756EURです。
はい、日本円で12万円超えです。
なんと高級フォントなのでしょうか、
学生であればその半額で購入可能です。
まぁ学生で1つのフォントのために6万円以上出す人は、
あまりいないように思いますが、、、
代替のフォント、Bricolage Grotesque
さすがにこの値段では私は買えませんので、
google fontで似たものがないか、探しました。
そしてあったのがこちら。
このフォント、文字の印象がwhyteに近いです。
個人的にはこちらのフォントの方が、読みやすくクセが強すぎないので好きでもあります。
google fontは無料で商用利用可能ですので、
気になった人は使ってみてください!
whyteやBricolageの特徴的なフォントの由来は、[inkrap]というインクの溜まりを予防するための処理です。
NやMなど、そのままの文字だと、鋭角な部分にインクがたまって見た目に悪いので、
先にその分を計算して削っていたのです。
ただこれは活版印刷の頃の話なので、印刷技術の進んだ現在では無意味です。
現在のフォントではただの飾りとして復刻しているようですね。