Adobe Fireflyの自動生成はデザイナーの強い味方!

自動生成、もう使っていますか?
chat GPTでいろいろ原稿やキャッチコピーが作れることは有名ですが、ADOBE製品でも自動生成が使えるようになってきましたね。
今回はそんな自動生成とデザイナーについて、記事を書きました。
その自動生成した素材を使って、実際にデザインした動画もyoutubeにアップしていますので、
興味があればそちらもご覧ください!
(ちなみにブログ記事のサムネイル、adobe fireflyで作成しました)

こちらがadobe fireflyで作った画像を使ったポスターの作例です。

https://youtu.be/res2uvwr_PA

ADOBEの自動生成って何があるの?

Adobe Fireflyは最近使えるようになった、aiによる画像自動生成ツールです。
adobeアカウントを持っていれば誰でも使用でき、アカウントだけであれば無料で作れるので、
遊ぶような気持ちで実際にadobe fireflyを使ってみるのが一番わかりやすいかもしれません。

実際、どんな時につかう?

実際のお仕事で使うとしたら、背景画像や風景画像、デザイン素材としてのアイテムがいいと思います。
わかりやすく、クリスマスのチラシなんかに使う赤いタータンチェックの背景が欲しい時、adobe stockから探してもいいのですが、fireflyを使ってみましょう。
サイトに「タータンチェックの背景」と打つと、このような画像が出来上がりました。

chat GPTなんかと同じく、具体的な指示を足していくことで理想のイメージに近づけます。
まず縦長のチラシを想定しますので、縦横日は「縦(3:4)」にします。
続いて実際のタータンチェックの背景写真のようなものがいいので、コンテンツタイプも「写真」がいいでしょう。
文言ですが、色や指示を足してみます。
「クリスマスを想像させるシンプルな赤のタータンチェックの背景画像」
で作成してみます。

おっと、少し前衛的なタータンチェックです。少し文字を変えてトライします。
「シンプルな繰り返しパターンの、赤い伝統的なタータンチェックの背景画像。クリスマスを感じさせたい。」
で作ってみました。

左から2番目の画像がイメージに近づいてきました。
文言を変更してもいいのですが、画像の上にマウスを持っていくと「編集」というのが出てきます。

ここから「似た画像を生成」すると、似た画像からバリエーションが出来上がります。

それで出来上がった画像はこんな感じです。(元のが一番良さそうです、、、)
もう一度同じキーワードで「更新」すると、また別の画像が出来上がるので、
それで何度か試してみるのもいいかもしれません。
下の画像は同じキーワードで再度作成したものです。

もう一つ、イメージしている画像を「参照画像ギャラリー」に入れる、という方法があります。
試しにadobe stockにあったよさそうなタータンチェックのスクショを入れてみました。
これがそのスクショ。

これで上のキーワードのまま、生成したのがこのような感じです。

このような感じで背景画像を作るのには意外と便利です。
もちろん現状はadobe stock等で購入するのがいいとも思いますが、モックアップのデザインを作成する時に、わざわざ画像を購入するのはもったいないので、こちらですませることができるのは嬉しいです。

ダウンロードできるサイズ

出来上がった画像をダウンロードすると、jpg形式でダウンロードされます。
サイズは縦であれば72dpi 632mm x 812mmになります。印刷用の350dpiであれば130mm x 162mmなので、ハガキサイズくらいですね。web等で使用する分には十分問題ないサイズです。
テクスチャーとして使用するのであれば、photoshopの自動生成で自然に伸ばすことができるので、印刷でも使用可能かと思います。

使い所の例

同じ文言で入れても同じ画像が生成されるわけではないのですが、参考までに。

紙等のテクスチャー

こんな感じでデザインの背景で使えそうな素材ができます。
コンテンツタイプを「写真」にして、無地やシンプル、テクスチャーなどのキーワードを入れると使いやすい画像ができます。

イメージカット

会社のプレゼン資料等の表紙や扉に入れる、抽象的な写真でいかがでしょうか。
「ビル」と打つと英語でいう紙幣になってしまうので、建物とか、オフィスとかの言い回しにしましょう。

風景

こんなものも使いやすいでしょう。
風景は割と間違いなく作れるので、具体的な指示を入れればOKです

額縁等の写実的なデザイン素材

このような、素材サイトでは探すのが難しい素材を作るのは結構向いています。
「白い背景」等の文言を入れれば、素材としてかなり使いやすくなります。
こんな感じで額縁以外でもいろいろと素材として作成可能です。

架空のイメージ

どんな時に使うのか、自分でもわかりませんが、このような架空の画像も生成可能です。
架空のものはコンテンツタイプを「写真」にするとあまりいい結果が出ませんが、「アート」にするとイメージに近づきます。
これはサイバーパンク2077風(ゲームのことを認知しているかはわかりません、、、)

これはスチームパンク風。面白いけど、何に使うかは想像ができません、、、

あまりおすすめできない使い方

ずばり、人の顔です。
ちょっと怖い感じに出てくるので、引きで使うのであれば問題ありませんが、
顔が見えるサイズで使うのはおすすめできません、、、

このくらいでみると問題ないのですが、、、

ぎゃー! ホラー映画です。。。
人の顔が大きく見えるものはお勧めできません。

まとめ

いかがでしたでしょうか。
今回はadobe fireflyについてご紹介させていただきました。
ちょっとした素材が必要な時、なかなか便利な機能だと思います。
おそらくこれからもっと進化していくと思いますので、
積極的に使いこなせるようになれれば!と考えております。
みなさんも是非試してみてくださいね!

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