もう2024年になって10日以上経ちますが、今更昨年買ったフォントをご紹介させていただきます。
欧文フォント探すのが好きなのですが、デザイナーが最近こんなの買ったよ!という情報知りたいのに、あんまり見つからないので、気が向いた時にいいフォントのご紹介ができれば、と考えています。
Juana
まずはJuana。こんなフォントです。

このファミリーからThinを購入していました。

こんな感じで、細い横線とコントラストのついた縦線の比率が美しく、今っぽいモダンなフォントです。
Italic体も美しく、

流れるような文字の曲線がとても美しいです。
これはイベントのロゴ等に使用させていただきました。
La Luxes

このフォントはよくサイトのトップに出ていたので、売れたのでしょう。
少し変わった組み合わせ前提でのフォントで、今らしいコントラストの効いたセリフ体と、
綺麗にハマる筆記体のフォントです。例えばこのように使用します。

一部筆記体にしたり、

大きく2つの要素に分けて使用します。
別の筆記体でもいいのでは?と思われるかもしれませんが、セリフ体と筆記体を併せて使用するとき、
そのフォントの雰囲気や、線の太さがある程度一致しないとガタガタのデザインになってしまうため、
このような組み合わせ前提のフォントは新しく感じました。
Aire


少しLa Luxesのセリフ体と違い雰囲気がありますが、こちらはより有機的な小文字の曲線が好きで購入しました。
しかもファミリーで購入したので、1万5千円以上しましたが、、、
このフォントの大きな特徴が「スワッシュ」付きのフォント、ということです。
スワッシュはこんな感じで、アルファベットの一部分を装飾的にビヨンビヨンと?伸ばすデザインです。
これがほとんどの文字に数パターンづつ入っているため、場所や内容に合わせて全く違う見せ方ができるのが素晴らしいです。(もちろんこの画像はあえて過多にスワッシュつけていますが、実際は1-2文字のみ使います)

Chunky Retro

これは可愛らしいフォントです。60sイメージのデザインには欠かせないフォントですね。
ただ60sイメージでしか使うことはないので、持っていることすら忘れがちな部類のフォントです。。。
60sのフォントはあえてなのか、全体にゆるめのデザインが多く、ちょっとバランスが悪いものが多いのですが、このフォントはどの文字もバランスが綺麗で、今らしい60sフォント、といった印象です。
これが使えるお仕事が欲しいところです、、、!
Humanism

お次はHumanism。こういう野暮ったいというか、男臭いというか、なのに細いウェイトは繊細という、なんともいいところついてくるフォントです。

正直何の仕事で使用したフォントか思い出せないのですが、基本全部大文字で使うことが多いようなフォントになります。
うーん、個人的に好きですね、このゴツゴツ感、、、
Digitalika

最後はこのフォント。昨年買って一番気に入っているフォントです。
これはもうとにかく可愛いのです、、、手書きのデジタルドット文字という、もう意味のわからないユニークさ。
どこで使えばいいのか全く見当も付かなかったのですが、見つけて即買いし、無理やり仕事でも使いました。
(何案かご提案するお仕事でサブ案によくそういうフォントを使います)
このフォントで打つだけでロゴ並みの強さがでるので、本当に便利です。もちろんデザインのトーンはPOP寄り、手書き寄りになってしまうのが最大の欠点ではありますが、、、例えばこのブログのタイトルを打つとこんな感じ。

今のロゴよりこちらの方がいいかも、と本気で思っていますw
それでは読んでいただき、ありがとうございました!