こんにちは、Chat GPT、使っていますか? 少し前にGPTsというものが出てきて、プロンプト(AIに命令する文)を書かなくても複雑な注文をすることができるようになりました。
その中でも人気のある、Logo Creatorについて今回は記事にしてみました。
Logo Creator、実際に業務でつかえるの?
まだ少し難しそうです。
今回3つのロゴを作ってみましたが、こんな感じで出力できました。
みなさんはどのように感じましたか?
↓これは日本語で、HD How to make designという文字でロゴを作って、とお願いしたものです。
↓これは英語で、Takeshi Barという文字でバーのネオン風のロゴを作って、とお願いしたものです。
↓これは英語で、SUSHI CAFEという文字でバーのネオン風のロゴを作って、とお願いしたものです。
プロンプト、という命令文をもっとうまく使いこなせば、もう少しいいイメージになるかもしれませんが、
ロゴというよりはアイコンを作る時くらいまでなら使ってもいいかな、という印象です。
とはいえ、きっと技術が進歩すればもっとロゴらしいロゴも作れるようになると思います。
今はまだ、AIの中でフォントの重要性やタイポグラフィの概念が弱いようで、これらが改善されたときには、一瞬で100個のロゴパターンを作成し、そこからベースを選んで、ベクターデータにしていく、といった工程になるかもしれませんね。
それでは実際にLogo Creatorを使う流れをご紹介します!!
Logo Creatorとは
Chat GPTの有料版、Chat GPT4.0であれば使用できる、「GPTs」というものがあります。
月額約2700円ほどしますが、Chat GPT自体とても有能なで、いろいろと便利なツールなので、それはまた別の記事で紹介したいと思いますが、今回はそのGPTsの中からLogo CreatorというGPTsについてご紹介します。
使い方は簡単、chat GPTを開いて、4.0になっているのを確認したら、左側のExplore GPTsを選択します。
こんな感じでGPTsが出てきますので、検索でlogoと入れるか、今であればTrendの中にはいっているのがLogo Creatorです。
あとは出てきた画面の下部に、日本でいいのでロゴにしたい文字や、リクエストを書けばOK。
(英語でリクエストした方が精度がいいです)
実際のやりとり
画面は英語ですが、日本語で入力すれば日本語で返ってきます。たまに英語で返ってくるときもありますが、「日本語にして」と頼めば日本語に翻訳してくれます。
しかし、何かと英語でお願いするのが精度がよくなりますので、命令文は面倒でなければ翻訳サイトで翻訳したものを使うといいでしょう。
日本語であればこんなやりとりをします。
こんな感じで、4つの質問をされ、それらを返していきます。そうすると最後にこのように出てきます。
最初に出てきたものが、かなりガチャガチャなロゴだったので、シンプルにする指示と、デザインの会社らしい要素を足して欲しい、と追記しました。そして出来上がったのがこちら。
は?
ですよねwww
まぁこんなもんです。そもそも9案から1案に減ってしまっていますし、
そこで9案出してほしいことと、もっとシンプルに、色は黒だけにしてほしい、と指示をだしました。
それで返ってきたのがこちらです。
いや、フォントも変えろ!!!と突っ込んでしまいますが、しょうがないです。
もう少し別パターンも見たかったので、さらに9案出してほしいと頼んでこちらが出ました。
まぁ、使い物になりませんでした、、、
とはいえ、ロゴの内容や命令の方法で出来上がりは全く変わってくるので、
こういう時は100%自己責任です。うまい命令がだせれば、もっといいものが生まれる、はずです。
次は英語でお願いしてみます。
先ほどと同じ、4つの質問のやりとりをしてできたのが上記です。
まぁさっきよりはマシですが、やはりフォントには全くこだわりがないデザイナーのようです汗
最後に、英語で最初からリクエストを出してロゴを作ってみました。
Takashi Barという名前のロゴで、ネオンぽくしてほしいとリクエスト。
今回はなぜか4つの質問がありませんでした。要望を出すとスキップされるようです。
そして出てきたのがなんだかよくわからないロゴだったので、
もっとシンプルで、カッコよく!と指示を出します。
そうしてできたのが9枚並んでいるロゴです。これはなかなか良さそうですね。
もちろんフォントにバリエーションがなかっので、
筆記体っぽくすることをお願いして出てきたのが、一番下の画像のロゴです。
このウニャウニャはなんなんでしょう、、、
バーのロゴなので、グラスやボトルを入れたロゴにしてね、と入れて出てきたのがこれです。
まぁ、これならロゴっぽいですね。画像なのでこれを下書きにして、ベクターデータ化すればロゴにできるかもしれません。
Logo Creatorのいいところ
こちらにある程度イメージがあれば、最初の命令でそれを組み込むことで、簡単にロゴイメージを作成できます。
そのため、ロゴの下書きを作るようなイメージで、アイデアをもらうように出力するには便利だと思います。
Logo Creatorのだめだったところ
現状、日本語のロゴは作れません。なので日本語の店名だったりしたらもうアウトです。
あとはやはりタイポグラフィが弱いので、文字の入らないアプリのアイコンなどの使用であればいいかもしれませんが、
会社のロゴはちょっとやめた方がいいと思います。
まとめ
いかがでしたでしょうか。工夫次第で、もう少し役にたつ使い方ができそうな予感はするのですが、実務にはまだ遠く及びません。
デザイナーの我々は一安心、といったところでしょうか。とはいえ、数年以内には全然普通のデザイナーが作るレベルのロゴを作れるようになってしまうのは間違いないと思います。
今のうちに、新しいスキルを覚えた方がいいかなと本気で思う、今日この頃です、、、
それでは、読んでいただいてありがとうございました!